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更新日:2024年1月15日
先端医学研究支援機構は、研究の計画段階から研究成果を社会や産業へ還元する出口支援までトータルサポートを目指すため、令和2年4月に発足しました。
本学の研究総合力の一層の向上を図るため、研究の計画段階の入口支援となる、研究助成金獲得面での支援を行います。
URA 特命教授 上村 陽一郎
4つの研究施設(ラジオアイソトープ(RI)実験施設、組換えDNA実験施設、動物実験施設、大学共同研究施設)からなり、高度な研究が可能で、医学や医療における貢献が期待されています。
高感度測定に優れる15種類の放射能や化学発光、リアルタイム画像化や三次元化画像化に優れる蛍光などを測定する多様な高機能機器に加え、細胞培養の設備などが整備されています。これらを駆使して難病患者の分子病態の解明や治療法の開発を行い高度先進医療基盤の裾野を広げます。
「遺伝子組み換え生物等規制法」を遵守するため安全管理を徹底しつつ、大型研究機器を共用スペースに集中配備して実験しやすい環境づくりに努めており、日夜多くの研究者が利用しています。DNA修復などの基礎実験からウイルスベクターやiPS細胞を使った医療応用まで、幅広い組み換えDNA実験が行われています。
遺伝学的?微生物学的に統御された実験動物の遺伝子改変動物を適正に飼養するため飼育環境づくりと、3R(Replacement,Reduction,Refinement)を踏まえた適正な動物実験の場の提供に努めております。これらを基盤に、疾患モデル等と実験解明から予防?治療法などの探索を行っております。
大学における教育?研究の高度化、活性化を図る目的で設置されたものですが、さらに学内における講座の枠を超えた中央共同利用施設としても活用されています。大型研究機器を各講座単位に分散させることなく一つの施設に集中し、系統別に設置することで研究の高度化、管理の合理化を図っています。